あのイナガキ・タルホが真の男性文学と称賛した、愛蘭土の
ファンタスト、ダンセイニ卿。いとしの第三惑星にかかわる物語を、
星と神々の目から描くことができたこの作家が、生涯にもっとも
力をいれた分野こそ、戯曲であった。折りしもケルティック・ルネッサンスの
意気あがる舞台で演じられた<妖精劇>の熱気を伝える、
いちばん古くて、いちばんモダンな神秘劇が、大正期の麗歌人
松村みね子の訳文をまって、いま蘇る。ーー荒俣宏
(帯文より)
状態: 並下 帯ナシ。カバーに破れ・欠け・スレ・傷・上下部にキレ・ヨレ・角に傷み。
出版社: 沖積舎
著者: ロード・ダンセイニ
翻訳者: 松村みね子
発行年: 1991年
定価: 2718円(税別)
ページ数: 273ページ