ぼくの名はピョートル。ワルシャワの街に住む孤独な男の子。
彗星が数日後に地球に激突してくるというので、街はパニック状態。でもぼくは退屈。終末がなんだ!
そんなある日、途方もなく大きな犬が突然訪ねてきて、ぼくは人生の何がなんだかわからなくなる。
誘われるままに行きついた不思議な世界には、奇怪な館となんとなくぼくにそっくりな少年が……。
少年の心に宿る夢と冒険と幻滅を息づまるような筆致で描きあげた現代夢物語。
状態: 並下 帯ナシ。カバーに小傷・シミ・小汚れ・背ヤケ・上部にヨレ・シワ・切れ。角に傷み。天・小口・地に汚れ・シミ。本体表紙にシミ。
出版社: 晶文社
著者: タデウシュ・コンヴィツキ
翻訳者: 内田莉莎子、小原雅俊
発行年: 1975年 初版
定価: 1300円
サイズ: 13.5×19.3×2.0cm
ページ数: 296ページ
シリーズ: 文学のおくりもの