物語中で提示された謎が謎のまま終わってしまうという<リドル・ストーリー>を紹介したブックガイドです。
<リドル・ストーリー>の代名詞とも言える、フランク・R・ストックトン「女か虎か」のような二者択一型の作品、芥川龍之介「藪の中」のように解釈が複数可能な作品、クリーヴランド・モフェット「謎のカード」のように真相が最後まで分からない作品、ウォルター・デ・ラ・メア「なぞ」のように物語自体が謎につつまれている作品など、大まかにテーマで分類して作品を紹介しています。
併せて、「女か虎か」のパロディ・オマージュ作品、リドル・ストーリーそのものをテーマにした作品、リドル・ストーリーについて言及されているエッセイ・評論についても紹介を行っています。
詳細・目次などは著者ブログ
『奇妙な世界の片隅で』(リンク)にて公開されています。
(ソフトカバー)
※大変、申し訳ありませんがこちらの書籍は代金引換便では購入できません。
銀行振込か郵便振替でのお支払いとなります。ご了承くださいますよう。
状態: 新品
著者: kazuou
発行年: 2021年 初版
定価: 1700円(税込)
ページ数: 95ページ