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書籍詳細

【ティモシー・アーチャーの転生】フィリップ・K・ディック

販売価格: 1,000円(税込)

[ごめんなさい。売れてしまいました。]

書籍詳細

ジョン・レノンが殺された日――。
エンジェル・アーチャーは、ベイ・エリアを歩きながら、
ビートルズ狂だった夫のジェフ、義父のティモシー・アーチャー主教、
そして主教の愛人兼秘書だったカースタン・ランドボーグの死について考えていた。
70年代初め、毎日のようにポール・マッカートニーの〈テディ・ボーイ〉を聴きながら、
突然自殺してエンジェルのもとから去ったジェフ。
主教と一緒にサドク派文書の解読にあたっていたカースタンもまた、
ジェフの後を追うように自殺――分裂症の息子ビルを残して。
そして最後に、ひとり死海に旅立った主教の謎の死……。
ジョン・レノンが死んだ日、エンジェルは三人の死について語りはじめた。
『ヴァリス』『聖なる侵入』を遺して逝ったディックが死の直前まで推敲し、
文字通りの遺作となった本書は、一つの完結ではなく、さらに新たなるディック的世界を開示する。

※こちらの書籍は、文庫本です。

状態: 並下 帯にシミ・スレ。カバーにスレ・小傷・シミ・上下部にヨレ。本体にシミ。
出版社: サンリオ
著者: フィリップ・K・ディック
翻訳者: 大瀧啓裕
発行年: 1984年 初版
定価: 680円
ページ数: 354ページ
シリーズ: サンリオSF文庫

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