双子の兄を救うために人心を惑わす妖女と対決する弟の苦悩を描く、
神話的な恐怖とロマンティシズムに満ちた中篇「人狼」(クレメンス・ハウスマン)、
列車で遭った異形の強盗、仮面について物語る謎の美女との出会いから、
二転三転する恐怖が展開する「仮面」(リチャード・マーシュ)など、
本邦初訳作を中心とした14篇に、編者による詳細なまえがき・作品解説を付す。
状態: 並 帯アリ。
出版社: 東京創元社
発行年: 2014年 初版
定価: 2400円(税別)
ページ数: 445ページ
シリーズ: 怪奇文学大山脈 1
編纂: 荒俣宏