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書籍詳細

【アバラット】 クライヴ・バーカー

販売価格: 1,300円(税込)

[在庫数 1冊]

書籍詳細

25の群島からなる架空の世界「アバラット」を舞台にした冒険ファンタジーの第1巻。
著者は『ミッドナイト・ミートトレイン』など
一連の「血の本」シリーズで多くのファンを持つホラー作家クライヴ・バーカー。
かつて、スティーブン・キングに「恐るべきリアリティをもった文章」
と言わしめたほどの実力派作家である。

バーカー自身による幻想的な挿絵もふんだんに盛りこまれた本書は
異形の王、ユーモラスな怪人、人面の島など、
多種多様なモンスターたちがいまにも飛び出してきそうな、
臨場感あふれる作品に仕上がっている。

アメリカ中西部ミネソタの田舎町チキンタウンに暮らす少女キャンディ。
ある日、学校の宿題で町の歴史を調べることになった彼女は、
ヘンリー・マーキットという人物の悲劇を聞かされる。
ヘンリーは、海のないこの町で「迎えの船」を待っていると言い残し、
自殺したという。その翌日、キャンディは、町外れの草原で、
朽ちかけた塔のような建物を見つけ、7
つの顔を果実のようにぶら下げた角を持つ奇怪な男と出会う…。

盗賊ミスチーフ兄弟、キャンディを狙う「真夜中の島」の支配者キャリオン、
土地開発を進めてアバラットの改造をくわだてる企業家ピクスラーに、
世界を滅ぼすという伝説の怪獣レクィアクス。
幾多の野望と謎が絡まりあう中で、海で溺れ、矢で撃たれ、空から落ち、
悪漢に捕われ、絶え間なく危機にみまわれるキャンディ。
運命の糸に操られながらも、前向きに成長していく彼女の行く手には、
まだまだ目を離すことのできない、さらなる壮大な冒険の予感が広がっている。

状態: 並〜並下 帯ナシ。地にボールペン線アリ。
出版社: ソニーマガジンズ
作・絵: クライヴ・バーカー
翻訳者: 池央耿
発行年: 2003年 3刷 (初版は2002年)
サイズ: 15.7×21.6 cm
ページ数: 477ページ
シリーズ: アバラット

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